初めまして。ご覧いただき、ありがとうございます。ゼロ塾ガイドの監修者を担当しています、いそべみほです。このプロフィールでは「私の経歴と監修者としての教育理念・メッセージ」をご紹介します。
以下では私のインタビューも掲載しています。
いそべみほのプロフィール
私立高校で非常勤講師として、理科(主に化学)を担当しています。
プライベートでは高校生2人の子どもの子育て中です。
『1度きりの人生を楽しみきりたい』をモットーに、趣味や推し活も少々嗜んでおります。
中高生時代の私は、『勉強しなきゃならない』『成績が下がったら叱られる』という気持ちから、自分主体で前向きに生きてなかった気がします。
悩み多き子どもさんの今が、少しでも良い方向に進めるようにお手伝いができれば幸いです。
経歴
主な経歴を時系列でご紹介します。
学区内では一番の高校に進学。
幼少期から「〇〇高校に行くのよ」と祖母に刷り込まれた(?)高校にスムーズに合格。
高校入学後、周りの生徒の優秀さに徐々に成績が下がることを経験する。
現役時代の自分の勉強が甘かったことをひしひしと感じながら、まじめに勉強した。
第一志望ではなかったが、塾の講師のアルバイトに心血を注ぐ中で「教員」という職業に魅力を感じる。
・大手塾(小中学生)で算数と理科を担当。勉強合宿の引率や厳しい講師研修もあり大変だったが、やりがいも感じたし、自分の人生を生きているという実感をした。
・数学でクラスの最下位に近い点数しか取れない、という中学生の家庭教師をした。1対1で話をすると吸収力も優れていて、みるみる80点を取れるようになった。
大学受験で志望通りに進めなかった私に、母が「よその大学院を受けてみたら?」と勧めてくれました。
『自分の力を出し切る』ことにチャレンジしたくて、目標を高く掲げました。
教育実習の時期も重なる中、学部も変わるので浪人時代以上に勉強に集中しました。
大学時代に知り合った知り合いからの情報なども駆使してなんとか合格。
大学院では毎日1日中、実験台に向かう生活だったが、自分が黙々と実験する仕事には向いていない事が分かった。
「研究職」というより人と関わる仕事の方が自分に合うと感じていたので営業職としての入社でした。
自分の今までの価値観がガラッとかわるような日々の経験の中、「教員」の魅力が忘れられず退職。
理科の教員として、教材作り・教材研究・授業・生徒への個別対応など、どれをとってもこの仕事はたのしいな、と感じる日々です。
子どもが小さい頃は子育てを全力で味わいたくて退職しました。
教員側ではなく保護者側として教育としっかり向き合い、その大変さを知りました。
再度、理科の教員として復職しました。
専門分野・資格
高等学校教諭一種免許(理科)
日商簿記3級(2023年取得)
『学校の勉強はしてきたけれど、お金の勉強は全然してない!』
アラフィフになってやっと気づきました。人生100年時代、まだまだ勉強は続けないといけないと感じています。
教育理念
小学校・中学校・高校と12年間、私は体操服をきて体育の授業を受けるのが嫌でした。
なぜなら体育が『苦手』だからです。
しかし、25歳あたりを境に、週4、5回ジムに通い、エアロビクスにはまり、筋トレも頑張ってアマチュアのエアロビクスの大会に出ていた時期もあります。
アラフィフの今、足を傷めたこともあり頻度も強度も下がりましたが、週2回のエアロビクスは気持ちを落ち着かせます。
なぜ急に25歳で体を動かすことへのハードルが下がったのか…
この原因は『先入観』だと思います。
私は三人姉妹の長女であり、子どもの頃はかなりの慎重派でした。
そんな私をみて「あんたはどんくさいからな」と親から声をかけられることがありました。この言葉が、私の脳の底から私の思考をコントロールしていたのだと思います。
できないことがあっても、チャレンジする前に「どんくさいから、仕方ないか」と…
今から思えば嫌だと思っていた体育の授業の中でも、運動会前のダンスの練習や、走り高跳びなどは楽しかったように思います。小学生時代に女子の中で流行っていた『ゴム飛び』については、毎休み時間、汗をかくほど夢中になっていました。
エアロビクスに夢中になる中で、
「体育が苦手って、決めつけてしまってたんだ。全然苦手じゃないやん!」
と気づいてから、スノーボード・ウエイクボード・スキューバダイビングなど、子どもの頃の私では考えられないほど行動が広がり、世界がひろがりました。
教育の中で同じようなこともあるのではないかと思っています。
自分が親となり、子どもにどのような教育の環境を用意するべきか考えたときに気を付けたことは次の2点です。
私が好きだったこと、得意だったことは、押し付けることはしないけれど私自身の楽しんでる様子を見せたり、一緒に感じさせる。
私が苦手だったこと、不得意だったことは、私の感情や経験はあまり伝えず、「楽しいかもしれないからやってみよ」と教室に通わせたり、体験させる。
先入観に邪魔されずに、「わかった」「おもしろい」「頑張ったらできる」という感覚にたどり着けたら、それは人生の財産になります。
教師からのメッセージ
私は理科の教員として高校の教壇に立っているのですが
「理科きらい~」「理科だけは無理!」
といって高校に入学してくる生徒さんが多いです。
確かに教育課程の都合上、中学校では幅広い分野を3年間にギュッと圧縮して学習するので、特に物理や化学の分野は難しく感じる事が多いかもしれません。
そんな生徒さんに私がかける言葉は
「難しいって決めつけないで、脳の扉を開いてみて!」
です。
連絡先
最後までお読みいただきありがとうございました。