「旧帝大を狙うなら、戦略を変えろ」——国公立に特化した旧帝塾の全貌

及川翔太

旧帝塾は、国公立大学に特化したオンライン個別指導塾。

今回、旧帝塾の統括部長、及川さまにインタビューを行いました。

渡辺なおや

及川さまは、受験制度の戦略を整えることが大切だと語ります

では、具体的にどのような指導を行っているのか?旧帝塾の成り立ち、強みやその想いについて熱く語っていただきました。

及川翔太①

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目次

なぜ、国公立大学専門なのか?

旧帝塾
渡辺なおや

ーまず、なぜ国公立大学専門のオンライン塾を作ったのでしょうか?

国公立大学の受験戦略は私立とは大きく異なります。たとえば共通テストでは幅広い科目で対策しつつ、かつ2次試験でさらにレベルの高い内容も扱う戦略が求められます。

また、多くのご家庭では、私立と違い国公立は科目数が多かったり、共通テストを必須で受けなければならないと考えていることが多いと思います。

しかし、必ずしもそうではありません。3科目で受験できたり、推薦を使えば国公立でも1教科で受けられたりするなど、あまり知られていない受験制度が多くあります。そういった国公立に特化したノウハウを獲得できる場があまりないと考えています。

それであれば、私たちがノウハウを提供することで、教育で助けられる人が増えると思い、国公立に特化しています。特に地方の方国公立大学を志望する生徒が増えてくるので、オンラインで全国にサービスを展開しています。

及川翔太②

国公立受験にありがちな「誤解」とは

旧帝塾①
渡辺なおや

ー国公立受験にありがちな誤解はありますか?

問題として、そもそも皆さん情報を知らないということが挙げられます。今なら国公立イコール6教科・8科目を全部やらなきゃいけないというイメージがあるかと思いますが実際には必ずしもそうとは限りません

例えば文系の生徒さんの場合、数学が苦手だから、もう私は国公立行けないと思ってしまうことがありますが、数学を使わないでいける国公立もあります。なので、数学が苦手というだけで国公立を諦めてしまうのはとてももったいないです。

従来の受験の進め方の、もっと前の部分である制度の部分でも、例えば3教科で受験できる国公立があるなど、その術があること自体を知らないことが多いです。

むやみにいろんな科目を勉強して、結局成績も微妙にしか上がらず受からないというようなことも起こってしまいます。あとは、推薦や総合型を使うということも抜けがちです。

国公立の推薦なんて自分には無理だと思ってしまう生徒さんや保護者の方も多いですが、推薦や総合型を使えば1教科で受験できる大学や難関大学でも評定なし2次試験なしで受験できる大学もあります。

そもそもそういった情報を知らないまま勉強を始めてしまっているので、非常にもったいないです。まずはその勉強を始める前の段階として、情報収集がとても大切です。

こういった情報を知らないことが多いので、旧帝塾では受験戦略の第一歩として、制度面での戦略を大切にしています

及川翔太③
渡辺なおや

ーでは、通塾型のアクシブアカデミーとの違いはありますか?

受験戦略や学習管理を大事にしているので、根底の考え方や思いは一緒です。ただ、国公立専門という点は大きな違いがあると思います。また、全国に貢献できるという点もアクシブアカデミーとの違いです。

アクシブアカデミーだと通塾型になるので、ある程度通える人が限られてしまいますが、旧帝塾はオンラインなので、全国どこでも指導を受けることができます。

本当に北海道から沖縄まで様々な条件の生徒さんがいます。地方から東京の大学に進学したいとなった時に、国公立のレベルを教えられる先生がいない、東京の大学の受験情報がわからないというようなこともあると思います。

そういった生徒さんにもハイレベルな指導が提供できますし、全国の大学の戦略を熟知しているプロコーチが対応するので、地方と都会の教育格差というものを埋められていると思います。

渡辺なおや

ー旧帝塾ならではのミッションはありますか?

私はアクシブアカデミーはどの生徒さんのことも一番救うことのできる塾だと思っているのですが、やっぱり地方の生徒さんを救えてるのは、今のところ旧帝塾だと思っています。

アクシブアカデミーはどうしても通塾型の教室になるので、出店してない地域はなかなか助けることができません。そこが旧帝塾だとオンラインなので、全国の生徒さんを手助けできますし、地方の生徒さんの願いを叶えることができます。

ある程度のレベルを目指すと、国公立、もしくは私立なら関東か関西に出ることとなってしまいます。そういった意味では国公立は地方の生徒さんのニーズにも合っていますし、その部分を助けられているのは旧帝塾ならではだと思います。

共通テスト時代の対策法

旧帝塾②
渡辺なおや

ー旧帝塾ならではの共通テスト対策はありますか?

旧帝塾では、三つの戦略を総括して受験戦略と呼んでいます。

推薦や総合型、一般選抜、科目比重などの「制度」の戦略、英語や数学などの勉強内容や参考書の選定などの「科目」の戦略、そして最後に第1志望から滑り止めまでの「出願」の戦略。この三つを合わせて受験戦略と言い、旧帝塾の一番特徴的なところです。

及川さま

その中でも一番は、制度の戦略です

例えば、名古屋大学の推薦は評定基準なしで、共通テストと書類と面接だけで受験することができます。

名古屋大学の2次試験は難しい問題も多いですが、推薦であれば2次試験は必要ないので、名古屋大学の2次試験レベルは厳しいという生徒であっても、共通テストの勉強を頑張ることで名古屋大学に合格することができます

大学受験の場合、高校受験とは違って科目ごとに配点が大きく異なることがあります。大学によっては配点の一番高い科目と一番低い科目で35倍の配点差があることもあります。

こういった配点差を考えないで勉強すると、配点の低い科目を勉強して、その科目の成績は上がっても合格には近づかない……ということが起こってしまいます。なので旧帝塾では配点差を考えて勉強の配分を変えたり、全科目指導したりしています

具体的な共通テストの対策に入る前に考えておくべき点です。

及川翔太④

具体的な共通テストの対策では、解く目線や思考回路の習得を授業で実施しています。例えば、よーいどんで同じ問題を講師と生徒がそれぞれ15分程で解きます。

15分経ったら、講師はどういう目線でこの文章を読んでどこにどんなメモをしてどういう思考回路で解いたのか説明をします。その一方で、生徒はどうやって読んでどんなところにメモをして…というところを確認して、解ける人との目線の違いや着眼点の違いを学んでいきます。

解ける人の思考回路をトレースしていくようなイメージです。そういったことを習得するのは参考書だけだとなかなか難しいです。

参考書にも解法は載っていますが、現在進行形で解ける人が何を考えているか、細かいところで言うと目の動きはどうなっているか、どこを見ているのかということは載っていないので、授業で練習していきます。

科目の知識を教えるだけが授業ではありません。あとは、これはみんな解けない問題だから捨ててもいいよというような、解くべき問題と捨てるべき問題の取捨選択も指導しています。

渡辺なおや

ーセンター試験から共通テストに変わった時の変化はありますか?

世間的にも「思考力」というフレーズは増えてきたと感じています。そこを意識した問題作りも増えていますね。私個人としては、思考力を意識した問題作りになっているのがセンターとの違いだと思います。

一番顕著なのは、数学だと思っています。センター試験は解法を覚えて使う、いわゆる受験の知識を使って処理する形式が多かったと思います。

それが共通テストになった時に、思考力というか、これってつまりどういうことなのか何をしていて何が聞かれているのか、自分が普段使っている公式や解法の意味がわかっているのか、そういったことも把握していく必要があります。

単純に解き方を覚えていて、その知識を使うだけでは処理ができない問題が増えたと思います。

最終的には、解くために公式や解法といった道具は必要です。ただ、その道具を使う前にきちんと道具自体についての理解を深めて、その上で問題文で何をして何を聞かれているか把握できないと、道具を使うところまでいけないです。

そういったところがセンター試験から変化したところだと感じます。センター試験だったら解けたけど、共通テストだと解けないという生徒さんは、おそらく全国にいるだろうと思います。

今まで生徒を見てきても、実際にいるというのが正直なところです。だからこそ、科目の知識を教える以外の指導が必要なのだと感じています

及川翔太⑤

旧帝塾の2つの特長

旧帝塾③
渡辺なおや

ー旧帝塾が他の塾と違う点はありますか?

受験戦略以外の部分で特徴的なのが、旧帝塾はプロコーチが直接指導している点です。旧帝塾では、学習コーチングと学習計画の立案は学生講師では難しいと考えています。

学生講師は科目の知識は豊富ですが、全国の受験制度を把握してその生徒に合った計画を立てることはできません。また、アドバイスが自身の経験のみとなってしまい、成功事例や失敗事例が少ないため、生徒に合わせたコーチングをするには経験が足りません。

受験の知識が豊富なプロコーチが生徒一人ひとりの状況をしっかりと把握して指導するからこそ、効率的に合格へ近づけることができると考えています。また、受験は人生の通過点の一つだと考えています。

受験勉強を通じて、自分で分析する力や計画と違った時に修正する力といった能力は、社会に出てからも必要になってきます。私たちの思いとしては「受験を通して人として成長してほしい」というところでコーチングにこだわっています。

及川翔太⑥

生徒にはさまざまな相談をぶつけてもらい、大人の目線やプロの目線から「こうだよね、ああだよね」といったディスカッションも行います。そこで人間的に成長できる場であり、目先の受験に関してもさまざまな提案ができる場であってほしいと考えています。

全科目指導という形をとっているのも特徴の一つです。一般的には塾に入るときに「英語と数学でお願いします」というように科目が決まってくると思いますが、旧帝塾では決まっていません。

もう一つはプランで週に何回授業があるかという授業の回数だけが決まっていて、授業の中でどの科目をやるかは全部プロコーチと相談して毎回決めていく形になります。

今回は数学、次は英語、その次は理科というように変わったり、ある期間ずっと数学だけをやったりすることもあります。この全科目指導という対応が、他の塾との大きな違いになっています。

受験は全科目の総合点なので、特定の科目だけでなく、全体最適を考えて授業を行います

親御さんへ——お子さんが反抗的でも、実は…

旧帝塾④
渡辺なおや

ー最後にこの記事を見てくださっている保護者の方へ、メッセージをお願いします

きっと、これを目にしているっていうことは、塾を探そうかなとか、受験について何かしらの関心があったり、悩みがあったりするのだと思います。不安や悩みが何もなければ塾を探そうとも思わないと思います。

高校生は思春期ということもあり、親には冷たく当たったり、反抗的な態度をとってしまうこともどうしてもあります。

「塾に行ったほうがいいんじゃない?」と言っても「うるさい」みたいに言われて保護者の方もこのままで大丈夫なのか、何も考えていないのではないかと心配になったり、不安に感じたりすることもあるかと思います

ただ、私が今まで生徒さんを見てきて、本当に何も思っていない生徒さんはほとんどいません。保護者の方がいるとどうしても斜に構えた感じになってしまうこともあるのですが、一対一で話すと、意外と本音を話してくれます。

実は、こういう志望校に行きたい」とか「将来こういうことをやりたい」といった話をしてくれたりします。本当はやらないといけないということもわかっています。

でも、なかなかモチベーションが上がらない、踏み出したいけど踏み出せない、親には反抗的な態度をとってしまう、ということがあると思います。そうなってくると家族間だけでは解決するのが難しいと思います。

旧帝塾では勉強の中身だけ教える塾ではなく、プロがコーチングをして一緒に伴走していく形なので、目標も一緒に決めていったり提案をしていく形になります。

とりあえず相談してみようかな」というのでもけっこうです。少しでも今をどうにかしたいという思いがあれば、ぜひ一度ご連絡ください。変わるためのお手伝いをさせていただきます。

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この記事を書いた人

Bizライター事務所のアバター Bizライター事務所 編集長(渡辺なおや)

下記の資格を独学で取得するほど、学ぶのが好き
⚫︎日商簿記3級
⚫︎FP3級技能士
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⚫︎Google アナリティクス個人認定資格[GAIQ]
メディア「ゼロ塾ガイド」と「SDGs退職代行」を運営中。

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