単願で公立高校を受験して不合格になったら、その年は高校にいけなくなってしまいますか?
単願で公立高校を受験して不合格になった場合でも、その年に高校に進学する機会は完全になくなるわけではありません。以下4点の選択肢があります。
①公立高校の二次募集
定員割れを起こしている公立高校では、二次募集を行うことがあります。これは通常、3月に実施され、一次募集で不合格となった生徒に再度チャンスを与えるものです。二次募集では、多くの場合、筆記試験(学力検査)は行われません。
②私立高校の一般入試
公立高校の単願で不合格となった場合、私立高校の一般入試を受験することが可能です。私立高校の入試は通常、公立高校の単願入試よりも後に実施されるため、公立高校で不合格となった後でも受験の機会があります。
③補欠合格
私立高校では、補欠合格制度を設けているところがあります。一次募集の合格者から辞退者が出た場合、不合格者の中から成績順に合格が繰り上げられる可能性があります。
④通信制高校や定時制高校
全日制の高校に入学できなかった場合、通信制高校や定時制高校も選択肢となります。これらの学校は全日制高校よりも入学しやすく、より柔軟な学習スタイルを提供しています。
単願で公立高校を受験して不合格になったとしても、その年に高校に進学する道は完全に閉ざされるわけではありません。二次募集、私立高校の一般入試、補欠合格、通信制・定時制高校など、様々な選択肢があります。ただし、これらの選択肢は時期や条件が限られる場合があるため、不合格となった際には速やかに次の行動を検討することが重要です。
日野りえ先生が回答しました。