クッキー規制対応はもう難しくない。月額0円から始めるCookie Optimizerの真価

cookieoptimizer

電気通信事業法やGDPRなど、世界的に進む「クッキー同意」の義務化

日本でも「外部送信規律」の施行が始まり、多くのサイト運営者が対応を迫られています。

とはいえ、現場では「難しそう」「高そう」「後回しになりがち」という声がまだまだ多いのが実情です。

渡辺なおや

こうした課題を解決するために開発されたのがCookie Optimizerです

Cookie Optimizer事業責任者、村椿尚弘さんは以下のように語ってくださいました。

村椿尚弘

未来の規制を先取りし、ユーザーの不安に誠実に向き合うことが大切です

「クッキー同意ツールは大企業向けの高額サービスばかり。個人や中小は置き去りにされている」という市場のギャップに応えるべく、月額3,300円(※無料プランあり)という低価格で導入可能なCMP(Consent Management Platform)を開発しました。

そこで、この記事では、村椿尚弘さんにクッキー同意がなぜ必要なのか、その理由とCookie Optimizerの開発に至った経緯、その想いについて熱くインタビューさせていただきました。

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目次

なぜ今、クッキー対策が必要なのか?

なぜ今、クッキー対策が必要なのか?
渡辺なおや

ークッキー規制への対応はなぜ必要になっているのでしょうか?

現在、日本国内では電気通信事業法に基づく『外部送信規律』が制定されました。この法律に準拠した各サイトを、すぐに導入できるプラグインとして開発したのが、Cookie Optimizerです。

今、日本国内でこういったクッキー同意と言われるものを、導入している企業及び個人のサイト運営者はまだ数少ないような状況です。海外ではGDPRと言われる法律がありまして、個人情報保護の観点から個人データやクッキー同意に関する規定があり、違反には罰則があります。

海外の罰則はかなり重い状況にあり、違反の類型によっては、上限で年間売上の2%が罰則としてEU圏内で課される状況です。その中で、海外ではクッキー対応はかなり急務に行わなければいけないという認識があります。

渡辺なおや

日本国内ではいかがでしょうか?

日本国内ですと規制は強化されているわけではないので「準拠してくださいね」という形で、この制度を所管する総務省側も、大きくは規制強化に動いていないという現状があります。

その中で、海外の市場状況などを見ながら、日本国内でもしっかり法律に準拠しながら、今後の規制強化に向けてしっかりと対応していきたいと思い、このCookie Optimizerを立ち上げた次第です。

日本国内の電気通信事業法、外部送信規律に関しても、罰則が規定されています。まだ軽微なものにはなっていますが、罰則の金額が発生するような内容になっており、迅速に各企業含め、各アフィリエイター含めたサイト運営者に早期に対応いただきたいです。

対応したくても難しかった現実。それを変えたかった

対応したくても難しかった現実。それを変えたかった
渡辺なおや

ー開発に至った想いはなんでしょうか?

ユーザーのお声では、クッキー同意は簡易的に導入ができないツール、という認識がありました。その中で、個人のサイト運営者や、中小企業の代表が簡易的に電気通信事業法・外部送信規律に対応できるように開発しました。

このようなクッキー同意ツールは、CMP(Consent Management Platform)ツールと言われるものになります。CMPツールを導入したいというお声がある中で開発しました。そのため、最短3ステップで導入でき、法令準拠を支援する点を重視しました。

実際に外部送信規律では、どのようなクッキーが使用されているのかというのが、サイト上でユーザー側に告知をする義務があります。

クッキー自体はサイト上でスキャンをして、そのクッキーを読み込ませて、どのようなクッキーを使っていて、どのような用途で使っているのかというのを簡易的にユーザーに発信できる形を作り上げた点が、Cookie Optimizerの機能で意識した点です。

Cookie Optimizerの根幹であるクッキー同意機能以外にもですね、地域設定のほかタグ設置、GTM(Googleタグマネージャー)であったり、さまざまな効果計測ツールとの連携の際に、タグをサイト上に設置する場合、システムの知見がない方にとってはやはりハードルが高いという声がありました。

そこで、簡易的にこのプラグインを入れることによって、指定のページの<head>や<body>に指定のタグを設置できる機能も備わっています。GDPRなどの海外の法律にも準拠しております。その点、多言語対応というところも機能として入れています。

Cookie Optimizerが目指したもの

Cookie Optimizerが目指したもの
渡辺なおや

ーCookie Optimizerが認知されたきっかけは何でしょうか?

最初に、クッキー同意機能が認知されるきっかけになったのは、各国の法律が制定されたタイミングですね。企業のように対象となる方たちが、どのように対応していくかという中で、このクッキー同意のサービスが海外で生み出されていった経緯がまずあると思います。

その中で、やはりユーザー側も事業者側もこの法律遵守と言われるものが、ウェブ上の中で個人情報の保護観点の中でかなり厳しくなってきているという認識が、このクッキー同意に限らずある状況です。

法律に準拠する認識がかなり強まったというところが、このクッキー同意ツールというものの認知に繋がっているのではないかと考えております。

渡辺なおや

ー先ほど、クッキー同意の法律に従わないと罰金があると教えていただきました。そのほかにも考えられるリスクはありますか?

日本国内で法律が制定されてる内容ですと、罰則のほかにサイトを見られるユーザー側も、個人情報やウェブ上で何かを追跡されているんではないかという不信感、不安感というものが、各ユーザーともに認識が高まってきています。

昨今、さまざまな企業の情報流出であったり、個人情報の流出などのニュースが流れてきていると思うんです。

その中で、ウェブ上でユーザー動向というものが、どのようなデータ取得がされて、どのようユーザーに告知ができているかが、そのサイトにおける信ぴょう性、信頼性に直接つながっていると考えています。

事業者側も、サイトを運営されてる側も、実際にそのサイトを見られるユーザーに対して真摯に向き合っていくことを踏まえて、こういったサービスを導入していく必要があるのではないかなと考えております。

渡辺なおや

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利用者の声と導入事例(初期段階)

利用者の声と導入事例(初期段階)
渡辺なおや

ー利用者からの評判はいかがでしょうか?

サービスローンチが2025年7月ということで、直近になっておりますので、実際に個人の方であったり、中小企業の方もですね、まだ導入されていない、認知が広がっているわけでは正直ないと思っています。

私たちも、メディパートナーのASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)事業を行っている中で、日本アフィリエイト協議会(JAO)に属しております。法律準拠をしていくところに対して、しっかりと私たちの取引先にも通知をしていく義務があるという中で、まずは動いたというところになります。

今導入していただいている最中になるのですが、その中でも今までお声としてあったのが、クッキー同意自体を導入しようと思っていたけれども、大手のナショナルクライアントとか、PV数が多いサイト向けのサービスがかなり多い状況であると。

個人に向けたプラグインであったり、簡易的に入れられるクッキー同意ツールは日本国内ではかなり少ない状況と聞いております。海外にはやはり個人であったり、中小企業向けのプラグインなど、クッキー同意ツールの提供はある状況です。

しかし、日本語対応していなかったり、導入までかなり複雑というお声をいただいています。その点で、今後ご利用いただくユーザーの方々にも、オプティマイザーのサービスをご利用いただければと考えております。

渡辺なおや

ー印象に残っている導入事例はありますか?

あくまで企業からのお声というか、導入いただく直前のお声で言いますと、オプティマイザーのお取引先、いわゆるアフィリエイト・サービス・プロバイダー(ASP)でご登録のある取引先であったり、ウェブ集客をご支援させていただいてる取引先から、このクッキー同意ツールを、サイト作成時に、導入できるようなツールがないかというお声を結構いただくことがありまして。

クッキー同意ツールも、そこまで費用がかからず入れたいという方がやはり多いんですね。法律準拠はしたいものの、費用がかかるのであれば行いたくない。その中でCookie Optimizerの場合ですと、低コストの月額3,300円という価格帯で、表示回数5万回までできます。

この価格帯は、多分日本国内でもかなり安い金額設定だと思っています。他社の場合ですと、ナショナルクライアントや大手企業に導入する場合は、初期費用及び月額コストで5万円とか10万円という価格帯が設定されてる場合が多かったりします。

低コストで、簡易的にクッキー同意ツールを入れていきたいというお声に、オプティマイザーが答えたいという気持ちの中で、今こういったサービスを導入していただいているところです。

ニーズに率直に答えていく事が、一番導入のキッカケになるのではないかなと思います。

今後の展望:連携と柔軟性がカギ

ファーストビュー画像
渡辺なおや

ー今後の展開する方針など聞かせていただけますか?

Cookie Optimizerに関しては、導入したばかりのサービスになりますので、しっかりとストレスなく安定的に稼働ができるようなサービス設計、システム設計をまず第一に基礎として整えていきます

その後は、各いわゆるECショップなどのカートを運営されている会社のサイトと、APIで連携を行っていく事や、SaaS系の会社と協力をしながらオプティマイザーのツールサービスを、オプションとして導入をしていただく流れをとりたいと思っています。

村椿尚弘

まずは主要ツールとの連携を優先して進めます

Cookie Optimizerをご利用いただく方々の目線で言いますと、簡易的にクッキー同意含めたところを導入できる中で、ユーザーから見た時のカスタマイズ性と言いますか、分かりやすいような形でのクッキー同意通知を、最適化をしていきたいと考えています。

株式会社オプティマイザーの事業紹介

メディパートナー
渡辺なおや

ー株式会社オプティマイザーではそのほか、どのような事業がございますか?

株式会社オプティマイザーは、ASP「メディパートナー」というアフィリエイト事業を行っています。オプティマイザーに関しては事業部が3つあり、①マーケティング事業部②デジタルプラットフォーム事業部③電力事業、エネルギー事業部があります。

マーケティング事業部に関しては、ウェブの広告代理店事業が主になっており、ASPメディパートナーというアフィリエイトサービスのプロダクトがあります。また、広告主に対して、ウェブ集客、ウェブマーケティングを用いて集客のご支援をさせていただいております。

リスティング広告やさまざまなSNS広告、LP制作、サイト制作、ウェブ制作、ウェブマーケティング全般の対応を弊社で一貫して行わせていただいております。

デジタルプラットフォーム事業部に関しては、システム担当が属している部署になりまして、主にオプティマイザーの新サービスであったり、社内のDX業務改善やビジネスフォンなどのサービス提供を行っています。新規事業含めたところを生み出す事業部という形です。

エネルギー事業部に関しては、小売としてBtoC向けに、AI電気という電力会社を行っております。そのほか、電力会社を実際に立ち上げたいという方、企業向けにエネルギーマネジメント が行えるサービス(エネパ-トナーSCM、エネパートナーCIS、エネパートナーEMS)を提供しております。

電力の需給管理といわれる売り買いを、弊社のツールを用いて管理していく形のサービスをご提供させていただいてます。こちらが全体像のオプティマイザーで行っていることです。

私が見ているメディパートナーというASPに関しては、クローズド型と言われるASPになっており、主に広告主から案件含めた広告を受注し、アフィリエイター向けに個別にご紹介や、非公開案件なども取り扱っています。

なので、オプティマイザーから、メディア向けに特別条件の案件のご紹介を行わせていただいてるというところです。

渡辺なおや

村椿尚弘さんは、株式会社オプティマイザーのマーケティング事業部マネージャー/Cookie Optimizer事業責任者です

メディパートナーの強みでは、各カテゴリーでセグメントをかけてアフィリエイトの展開をしておりまして、①人材業界②ライフスタイル業界(不動産、リフォームなど)③メディカル領域(健康・美容)、EC領域や物販領域の広告主とも取引しています。

この3つを主軸に各専門のコンサルタントが広告主の対応を行わせていただいていて、収益最大化というところを軸に、アフィリエイトの拡大を行わせていただいております。

あくまで獲得件数、いわゆる集客拡大、購入数を上げるという視点だけではなくて、企業が最終的に収益が最大化するかという視点の中でコンサルティングをさせていただいています。

アフィリエイター向けに関しては、メディア対応を専任して行っている者がいまして、メディアのいわゆる収益最大化、収益をどのように上げていくかというところの中でのご相談、コンサルティングをさせていただいてる形です。

渡辺なおや

ーオプティマイザーの価値観はどのような価値観がございますか?

株式会社オプティマイザーに関しては「オプティマイザー」という社名の通り、最適化というワードを重要視した上で、お客様の支援をさせていただいております。

お客様の支援をする中で、さまざまなウェブ集客の中でも、最適化できていない集客であったり、最終的なゴール、目的がないような施策っていうものが混在していたりする場合があります。

そこをいかに最短で、収益に直結するような集客方法を提示し、実行していくかを大切にしております。経済活動をテクノロジーで最適化を行い、革新的な体験を提供すことが最大の目的です。

収益を最大化し、お互いウィンウィンな状態で事業を拡大していきたいなと考えておりますので、そこがすごく大事なポイントになっております。

未来の義務より、今の信頼のために

村椿尚弘
渡辺なおや

– 村椿さんからメッセージがございましたらお願いいたします

Cookie Optimizerを今後ご利用いただきたいお客様に関しては、やはり先ほどお伝えした海外も含めた視点で見ると、クッキー同意と言われる個人情報保護の観点からの法律は、海外ではかなり厳しく罰せられるような状況です。

海外の個人サイト含めた企業サイトも、個人情報の保護に対しての意識が、かなり高いと認識をしております。日本国内ですと、まだ法律が制定されて間もない状況ではありますが、各企業、ユーザーの認識はまだそこまで高くはない場合が多いとは思います。

ですが、今後一年、二年先になっていくと、個人情報保護の観点の規制は厳しくなってきます

今のタイミングで、ユーザーを保護するという観点の中から、企業側もその認識を持っていただいた上で、このクッキー同意ツールというものを事前に導入し、前もってこの規制強化に対応していくということが、企業の今後の事業を拡大する上でもすごく重要な視点になってくるかなと思います。

ぜひ、まだ入れてないという企業、サイト運営者がいらっしゃるのであれば、この機会に無料からスタートできますので、導入いただければなというふうに考えております。

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この記事を書いた人

Bizライター事務所のアバター Bizライター事務所 編集長(渡辺なおや)

下記の資格を独学で取得するほど、学ぶのが好き
⚫︎日商簿記3級
⚫︎FP3級技能士
⚫︎Google広告 検索広告認定試験
⚫︎Google広告 ディスプレイ広告認定資格
⚫︎Google アナリティクス個人認定資格[GAIQ]
メディア「ゼロ塾ガイド」と「SDGs退職代行」を運営中。

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