受験で志望校への進学に失敗し後悔しています。どうしたら割り切れるようになるのでしょうか

受験で志望校への進学に失敗し後悔しています。どうしたら割り切れるようになるのでしょうか。

受験で志望校に進学できなかったことは、大きな挫折に感じられるかもしれません。「あのときもっと頑張っていれば」「別の選択をしていれば」と悔やむ気持ちは、ごく自然なことです。しかし、まず大切なのは、その後悔を否定せず、「悔しい」と感じる自分の気持ちに正直でいることです。無理に割り切ろうとせず、まずは自分の感情を受け止めてあげてください。

とはいえ、ずっと後悔に囚われていると、目の前の新しい環境で力を発揮するチャンスを逃してしまいます。割り切るための第一歩は、「入学できた学校がいい学校」と思うことです。志望校にはご縁がなかったかもしれませんが、今あなたが通う学校は、あなたの努力を認めて受け入れてくれた場所。その事実は、決して小さなことではありません。

日野りえ

どんな学校にも、魅力的な先生や友人、打ち込める活動があります

最初は「ここじゃない」と感じるかもしれませんが、新たな出会いや経験を重ねるうちに、「ここでよかった」と思える瞬間がきっと訪れます。勉強でも部活でも、人との関わりでも、小さな成功体験を積み重ねていくことで、未来への見え方は変わっていきます

別の選択肢として「もう一年受験生としてがんばる」という方もいるかもしれませんね。それも、立派な決意です。もう一度挑戦するには勇気も覚悟もいりますが、「あのときやりきれなかった悔しさを乗り越えたい」「どうしても行きたい学校がある」という強い思いがあるのなら、その気持ちを大切にしてほしいと思います。

ただし、その決断には冷静さも必要です。自分の体力・精神力・経済的な状況もふくめて、親や先生ともよく話し合いましょう「浪人=成功への近道」ではありません。だからこそ、やみくもに決めるのではなく、「自分が納得して前に進めるか」を軸に考えることが大切です。

入学できた学校で力を発揮するにしても、もう一度受験に挑むとしても、共通して言えるのは、進む道に「正解」はなく、自分が選んだ道を「正解」にしていく力が、これからの人生では何より大切だということ

どの道を選んでも、あなたの未来はあなた次第で切り拓けます。過去の選択にとらわれすぎず、今この瞬間を大切に。後悔は、あなたの「今」と「これから」をより良くするヒントにもなります。焦らず、自分らしい歩み方を見つけていきましょう。

日野りえ先生が回答しました。