「168時間すべてを支える教育を」──医師と教育者の二刀流、168塾・難波諒太朗 代表に聞く

168塾 難波諒太朗

1週間で168時間すべてを支える168塾」。

渡辺なおや

代表の難波さまには、生徒の人生を変えたいというモチベーションがあります

では、具体的に難波さまはどのような想いを持ち、168塾を経営されているのか、その原体験について伺いました。生徒の人生にも良い影響を与える、そのオンライン塾運営について熱く率直にお話くださっています。

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目次

医師と塾代表、二つの顔を持つ難波諒太朗さんとは

医者 難波諒太朗
渡辺なおや

ー難波さまのご経歴を教えていただけますか?

難波諒太朗と申します。経歴としては、栃木県の宇都宮市出身で、餃子の町・宇都宮で育ちました。大学から東北大学の医学部医学科に進学して、6年間医学部に通い、今から5年ほど前の医学部在学中に168塾を起業しました。

卒業してからは2年間、研修医をやっておりました。研修医はもう期間が終わっていまして、今は東北大学病院の加齢・老年病科というところで認知症の診療を行っているのと、東北大学の脳科学の研究室に所属し、博士課程に在籍しています。

脳科学の知見も活かしながら、教育事業をメインでやっており、168塾の代表として生徒さんのサポートを行っております。

渡辺なおや

お医者様と教育者の両面を持ってらっしゃるんですね!

168時間という発想から生まれた、168塾の原点

168塾の原点
渡辺なおや

ー168塾を設立した経緯はなんでしょうか?

地元の栃木県にいた時の高校時代、実は塾に通っていなかったんですね。栃木県には国立の医学部がなくて、良い国立の医学部に行きたかったのでどうしようかなと、いろんな大学を見学したんです。

ですが、東北大学に行きたいって思った時に、なかなか行ける確信を持てる軸がなくて、独学で勉強していた経緯がありました。思い返すとすごく不安で、本当に受かるのかなって、毎日試行錯誤しながら勉強していた記憶があります。

結果的に、東北大学には受かりました。入学後には塾講師や家庭教師のバイトをやっていました。医学部生だと時給がいいので、最初は本当にバイト感覚で始めたんです。ただ、塾講師や家庭教師は、1人の生徒に関われる時間が、どんなに長くても2時間から3時間程度だったんです。

2,000回ぐらいの授業回数をやって、医学部よりもバイトの方が忙しかったんじゃないかぐらい、教育バイトをずっとやっていたんです。のめり込んでいく中で、2〜3時間の指導だと、どうしても限界があるなってところを感じました。

塾や家庭教師をきっかけにコツを掴んで成績上がる子もいれば、同じ授業を提供してもなかなか成績上がらない子もいる中で「なんでかな」って考えたら、そもそも2〜3時間の授業じゃ限界があるっていうところに気づきました

難波諒太朗

1週間の時間って168時間もあるなと気づいたんです

168時間の要素と考えてみると、自学自習の時間が長かったりとか、学校の授業があったりとか、友だちとの時間とか、家族の時間とか、あとは自分が熱中していることとか、本当にいろんな時間がその168時間を構成しているんですよね。

そういう日々を見ていかないと、本質的にその子の成績を上げることに責任は持てないなと思いました。既存の軸にとらわれずに、168時間っていう枠組みで新しい塾を作りたいと思い、168塾を立ち上げました。

「生活全体を支える」ことを重視する教育理念

習慣計画
渡辺なおや

ー168塾を設立した理念はございますか?

168時間ってところも大切な理念ですが、勉強って勉強だけじゃないなっていうのをすごく思っています。なんで勉強するんだろうって考えたら、人生がずっと続いていくわけで、その中でたまたま勉強している状況なんですよね。

自分が何者になりたいのか、どういうキャリアを歩んでいきたいのか、そういうところから考えていかないと、勉強する意味が見えてこないと思っています。勉強にとらわれず、その先にある未来を意識しながら常に生徒と接しています

勉強以外を構成している時間、睡眠時間とか食事、あとは遊びの時間とか、そういうところも全部大事にしながら「じゃあここで勉強できるね」って、生活全体を見ていくところを大事に理念としてやっています。

渡辺なおや

ー168塾はオンライン形式ですが、対面との違いはございますか?

元々教育バイトでは対面でやっていたのですが、対面の限界では会っていない時間のフォローができないなと思っています。塾に来てない時間とか、そういうところの方がすごく大事だと思ったので、そこをサポートするため、オンライン塾にしました。

オンラインに特化することで、逆にすべての時間、会っている時間も会っていない時間も話していない時間も含めてサポートできるところが168塾の強みかなと思っています。

168塾独自の学習アプリとは?

学習アプリ
渡辺なおや

ー168塾の1番の強みは何でしょうか?

1番の強みは、独自開発しているアプリです。このアプリは、スマホとかパソコンとかタブレットとか、どのデバイスにも入れられるオールインワン学習アプリと言っています。

勉強のカリキュラムから計画、毎日の勉強のログ、つまり記録までオールインワンでできるアプリになっています。アプリを開けば、自分の今日やることもわかるし、どういう方向性で勉強していきたいか、全部書いてあるアプリです。

進めた勉強はアプリに記録することができるので、毎日振り返り・内省っていうのは、すごく脳科学的にも大事で、毎日学習してもらい、その記録を書いてもらいます。

オールインワン学習アプリで自動共有されるので、先生も生徒アカウントからアプリを通じて、生徒の学習状況を毎日追っていくことができます。この毎日伴走していく仕組みがアプリにはあります

質問対応やチャットもアプリ内に含まれており、24時間いつでも相談できます。疑問はアプリからすぐに質問可能です。

渡辺なおや

ー多感な受験生を支える取り組みはございますか?

受験生の悩みは、自分がこのまま勉強して受かるんだろうかっていう心配が、かなり大きいんじゃないかなと思っています。塾に通っているから安心っていうことではないと思うんですよね。

今やっている勉強っていうのが合格につながっているのか、確信を持てることが大事で、そこが課題だと思っています。

168塾の場合だと合格するため、全科目バランスよく指導しないと受からないと思ってるので、英語だけ教えるとか、数学だけ教えるのではなくて、全員に対して全科目指導っていうのをやっています。

この科目はこう取り組むとか、この科目はこういうふうに頑張らないとか、そういう塩梅も含めて、全科目トータルで見ています。

合格するための確信、自分で自分の勉強状況を説明できるってのはすごく大事なので、毎日、勉強の振り返りを書いてもらうのは、内省を促し、今の課題やこれから勉強していく動機を、自分の言葉で説明できる力を伸ばすためです。

そういった形で、生徒自身が自分の合格っていうビジョンに確信を持てる、そこを解決したいと思っています。

目標達成
渡辺なおや

ー他塾との違いはございますか?

ほかのオンライン塾との1番の違いは、やっぱりアプリだと思っています。オンライン塾が提供しているのは、面談で計画を作ったり、チャットで質問対応したりとかってところが、他の塾さんもやっているとは思うんです。

LINEを使ったり、何かのチャットツールを組み合わせたり、計画はスプレッドシートからMicrosoft Excelを組み合わせたりする塾が多いと思っています。生徒側からすると、いろんなツールを組み合わせられても、勉強に集中できなかったりするんですよね。

168塾は学習に特化したアプリ1つ、これさえ開けばすべてができる形で独自開発して提供しているってところが、やっぱり強みだと思います。あとは先生の熱量が決定的に違うなと思っています。

僕たちは合格という結果にこだわっています。だから全科目やるし、168時間365日っていう目線で見ていて、指導のエネルギーが違うと思います。

渡辺なおや

ー講師からのフォローにはどのような特徴がございますか?

本当にさまざまな生徒が入塾されるんですが、1つの例で言うと勉強習慣が全くなくて、進級もちょっと怪しいっていう生徒も入ってきます。その生徒さんの場合だと、最初は勉強のやり方が全然わからない状況から始まります。

じゃあまずこういう習慣化で、何時に机に座って何時に勉強しようとか、何時に寝ようとか、生活リズムから一緒に作っていって、勉強時間が0時間だったけど、ちょっとずつ増えて、もう3時間勉強するのが当たり前になったりした生徒もいます

実は、その子は今では1日10時間勉強しているんですけど、勉強の習慣化を作れているって、1つの大きな成果かなと思います。成績はいいけど、自信がない子も入塾されます

本当に受かるか不安な中、指導を受けてもらい、カリキュラムとかこうやったらいいところを、毎週毎週計画を相談できるので、自分の勉強に自信を持って取り組めた事例もあると思っています。

難波諒太朗

志望校合格にもつながっていますね

渡辺なおや

ー今後はどのように168塾を打ち出していきたいですか?

僕たちがなくしたいのはやる気はあるけど迷子みたいなのを、なくしたいと思っています。なんとか自分を変えたいけど、どうしていいかわからない人を、ぜひ変えたいなと思っています。

自分の将来に対して確信が持てたり、受験を超えて自分の人生に自信を持てる状況に変えられたら、素晴らしいなと思っています。オンライン塾をやってはいますが、教育をやるからにはその子の人生ってところまで、視野を広げていきたいと思っています

毎日振り返って目標を明確にするのも、勉強だけじゃなく応用できる力だと思います。その子が自信を持って生き抜く力に、つながったらいいなっていうふうに思っています。また、地方の教育格差も解消したいと考えています。

受験CAMPなど対面でのイベントも拡大

受験CAMP
渡辺なおや

ーオンライン塾以外の取り組みを教えていただけますか?

実は2025年の8月に受験CAMPというイベントを対面で開催しました。2日間で勉強のやり方そのものを考えるイベントです。なんで勉強をするんだろうとか、キャリア、自分の人生ってなんなんだろうって、先輩の座談会的な感じでお話をさせてもらいました

ワークショップ形式で、みんなでワークシートを用いながら、自分の人生で大事にしたい価値観のキーワードを考えてみたりしました。そこから志望校をどういうふうに調べたらいいかとか、自分はどういうタイプなのかとか。

ロードマップの作り方、逆算思考をどういうふうに作ったらいいのかってところを学ぶイベントです。生徒さんの顔を見ていると生き生きしていて、こういうことが勉強には大事だなと思いましたね。

日々教材を指定してページ数を指定して、これだけやろうねっていう塾じゃなくて、なんでやらなきゃいけないのか、内側から起こるモチベーションを上げられる仕組みを、どんどん168塾側でも提供していきたいなと考えています。

受験生・保護者へのメッセージ

保護者
渡辺なおや

ー最後に受験生と保護者の方へメッセージをお願いします。

本当に学びは、勉強だけじゃないよっていうのが僕たちが伝えたい点です。受験では不安が生まれたり、迷いが生まれたりすると思います。受験だけじゃなくて、すべての日々の勉強に対して、何かしら原因があると思っています。

僕たちはまず進路から、モチベーションからサポートしていきたいと思っているのと、勉強の計画やカリキュラムを、自分がやっている勉強に確信を持てる状態を作りたいと思っています。

頑張りたいけど頑張れないっていう生徒さん、保護者の方は、ぜひまず168塾にお問い合わせいただきたいなと思っております。

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この記事を書いた人

Bizライター事務所のアバター Bizライター事務所 編集長(渡辺なおや)

下記の資格を独学で取得するほど、学ぶのが好き
⚫︎日商簿記3級
⚫︎FP3級技能士
⚫︎Google広告 検索広告認定試験
⚫︎Google広告 ディスプレイ広告認定資格
⚫︎Google アナリティクス個人認定資格[GAIQ]
メディア「ゼロ塾ガイド」と「SDGs退職代行」を運営中。

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